小説・コミック等
21世紀少年 下 (2) (ビッグコミックス)作者: 浦沢直樹出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/09/28メディア: コミック購入: 5人 クリック: 66回この商品を含むブログ (195件) を見る『20世紀少年』、最終章『21世紀少年』を読み終えて感想など。(※ネタバ…
おたく,ヤンキー,腐女子のそれぞれの性愛のあり方についての気鋭の両氏による対論。それぞれの文化領域・トライブにおける性愛事情の概要をなんとなく掴むにはいいかもしれない一冊。ただあくまで現状の確認が主なので何か新しい視点・主張を期待するとち…
全く知らない作家の全く知らない作品をたまたま手にとって読んでみたら、最高に面白かったという本好きにとってかなり上ランクの悦びを久々に味わった。大森望のコメント帯で気になって買ったんですが、いやもう本当に良かった。かなり寡作な作家だそうで、…
小説でもコミックでもないけど(笑)。とりあえず本なので。 去年の衆院選自民圧勝の背景には、「小泉劇場」が無党派層や普段政治や選挙にあまり関心のない人達を取り込んだ結果とも言われるが、そこでメディア、特にテレビがどのような役割を果たしたのかと…
か〜ずSPさんで「二次元オタクの恋愛思想として指針となりうる啓蒙書」とあってこれはさすがに抑えとくかと思い読んだ。そういえば、バイト先の前の店長も強く推してなぁ(笑)。 多くの人が指摘しているので今更ですが、まじめに読むと「恋愛なんかしなく…
だいぶ以前の作品ですが今回初めて読んであまりに面白かったので感想を。 川原泉の作品で読んだのは笑う大天使、フロイト1/2についで3作目。(これもめちゃくちゃ面白い) 幼なじみの高校生二人が妖精にもらった指輪の力でタイムトラベルをするというス…
まだ物語が完結していないので(2巻は来月に刊行)総評は書けない訳ですが、とりあえず印象まで。正直かなり好きです。キャラクターや世界観が良かったので。 好き嫌いは結構はっきり分かれそうな気もします。本筋はある女の子の不思議な能力を主人公を含む…
主人公が現実(具体的に作中では大学での生活)と同じくらい、<バーサス・タウン>という虚構に対しても冷めたスタンスで接するという書き方は結構新鮮に感じました。ただ、そういった部分よりも背表紙の紹介通り青春小説としての方に面白みがあるように思…
大地守はある日偶然ヒーローになってしまった。どこからか突然やってくる怪獣の退治に奔走するうち、地味だった彼は学校中の人気者に。学園のアイドルも彼に夢中になるが、一方の大地は徐々に開いていく大沢さんとの距離に思いは複雑・・・。という話。 この…
美少女の現代史となっていますが、漫画・アニメキャラをカタログ的に網羅した本ではなくそれらを消費する男性の<視線>にていて主に書かれています。 まず美少女という存在を「傷つきやすさを身にまといながら、それゆえに決して傷つかないキャラクター」と…